こんにちは!やまとーヤクルトの梅本です。
梅雨に入り、不安定なお天気が続いていますね。
梅雨だけに限らず、雨が続くと鼻がムズムズかゆかゆ、鼻水が垂れたり止まらなかったりしませんか?
雨が続くと私の中で1番に気をつけなくちゃ!と思うことは「カビ」と「ダニ」によるアレルギー反応なんです。
※2023年7月10日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年6月24日に再度公開しました。
我が家のアレルギー事情
我が家は5人家族で、全員がアレルギー持ちです。
夫はスギ・ヒノキの花粉症で、上の娘も同じく。娘の場合、詳しく調べてはいないのですが、軽い鼻炎薬で乗り切れるレベル。
息子は幼少期から花粉症とハウスダストアレルギーがひどいです。
花粉の時期にはティッシュが手放せず。県外への進学後はたまに鼻がムズムズする程度で、薬を飲む必要はなくなりました。
末娘も花粉とハウスダストアレルギーです。
子供の頃から皮膚が弱くアレルギー体質なので、1年中、服薬が必要です。
ただし、私と夫が発症したのはお互いに大人になってからです。夫の場合はひどい風邪をひいて、その時に飲んだ強い薬で体質が変わりました。
私が自分の体の異変に気がついたのは30代後半の冬でした。
だらだらと流れ続ける鼻水、止まらないクシャミ。
風邪だと思って市販薬を飲んでも効かず、鼻炎薬を買って飲んでもスッキリしませんでした。
アレルギー持ちの友人たちは「それ、絶対に何かのアレルギーだよ。病院に行ってみたら?」とアドバイスをくれたので耳鼻咽喉科を受受診し、アレルギー検査を受けましたが、主要な物質に対する反応は全て陰性でした。
アレルゲンは特定できず、飲み薬を処方されただけでした。
別の病院でも同じ結果でした。
3軒目に行った耳鼻咽喉科でも検査をしましたが、その頃には夜に喘息のような発作が起きるようになっていました。
アレルゲンの特定はできませんでしたが、IgE(アイジーイー)の数値が異常に高かったため「アレルギーがあるのは間違いありません。具体的な反応物質は特定できませんが、1年中、注意が必要」と言われました。
さらに、先生からは「体に良いと言われるものをしっかり摂りなさい!」と先生からヤクルト製品をおすすめされ、ここに通おう!ここなら信用できる!と思いました(笑)
アレルギー反応のしくみ
私たちの体の中には、ウイルスや細菌などの外部のもの(ここではあえて外敵と呼びます)が侵入すると、「抗体」と呼ばれるものが生成されます。
私たちの体には、外敵と戦おうとする「免疫」が備わっています。
しかし、この免疫のしくみが、普段は体に害を与えない食べ物や花粉などの物質に対して「有害な物質を攻撃しろ!」と過剰に反応してしまい、マイナスの症状を引き起こすのが「アレルギー」です。
本来は体を守るはずの反応が、自分自身を傷つけてしまうアレルギー反応に変わってしまうんです。
こちらは英語バージョンですが、日本語訳が字幕で表示されます。(表示されない場合は、字幕をオンにしてください)
すごくわかりやすいので、ぜひ見てみてください(^^)
雨が多くて湿度が高いときに気をつけたいカビやダニ
雨が多くて湿度が高いとき、特に気をつけたいのはカビやダニです。
花粉(スギやヒノキ)によるアレルギー症状も終わったはずなのに、鼻がムズムズしてクシャミや鼻水が出る。
目がかゆくなったり、喘息がひどくなったりするなど、こういった症状はアレルギー性の免疫反応が原因となることが多いです。
梅雨の時期や雨が続くとき、特に家の中でアレルギー疾患の原因になるものはカビやダニです。
カビが発生する原因
カビの菌は空気中のどこにでも存在していることをご存知でしょうか?
カビが繁殖するのに最も適した条件は、春から夏にかけてです。特に雨が多く湿度が高くなるときは多くの人がカビに悩まされています。
カビが繁殖しやすい条件は
- 20~30度の気温度(25~28度が最適)
- 70%以上の湿度(60%以上から活発に活動し、80%以上で一気に繁殖する)
- ホコリや汚れなどの栄養分がある
これらの条件がそろうと、カビは休息に繁殖します。
カビが発生しやすい場所
家の中で特にカビが生えやすい場所は、
- トイレ、浴室、洗面所、キッチンなどの水回り
- クローゼット、押入れなどの密閉空間
- マットレスや敷布団などの寝具の裏側
- エアコン内部、家具の裏、窓際など、掃除の手が行き届きにくい場所
- 畳
などです。
カビによるアレルギー疾患
カビによるアレルギー疾患は、カビの胞子を吸い込むことでおこります。
症状は皮膚のかゆみや湿疹、咳や鼻水、目の痒み、喘息やアレルギー性の肺炎(過敏性肺炎)など気管支の症状などが含まれます。
カビは1年中発生しますが、特に高温多湿の環境を好むので、6月の梅雨時期から9月くらいまでは症状が悪化する可能性があります。
ダニが発生する原因
ダニは3つの条件がそろうことによって繁殖します。
- 高温多湿 …… 温度20~30度、湿度60~80%。日本の梅雨明けから夏にかけての気候は好環境で、爆発的に繁殖する
- エサ(塵)がある …… ダニの種類によって違いますが、フケ、垢、食べかす、カビなどを好む
- 潜んで卵を産める場所がある
梅雨明けから夏にかけての気候は好環境で、爆発的に繁殖します。
ダニが発生しやすい場所
姿は見えなくても、上で書いた3つの条件が揃った場所にダニは存在すると思ってください。
- 寝具 (布団・枕)
- 床や畳、カーペットやラグなど
- 押入れやクローゼットの中
- エアコンの中
など。
ダニによるアレルギー疾患
アレルギーの中で7から8割はダニが原因と言われています。
ダニは、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、さまざまなアレルギー性疾患の原因となっています。
今日から始めるカビ・ダニ対策
カビやダニが繁殖しやすくなる原因は主に湿気です。家の中でカビやダニが繁殖しないようにしっかり湿気を取り除きましょう。
こまめなお掃除をする
カビやダニの栄養源をなくすために、こまめなお掃除を心がけましょう。
ホコリや食べ物のカスなど、人が汚いと思うものがカビやダニにとっては大好物です。
こまめに掃除機をかけたり、ホコリを払ってしっかり拭き掃除を行うことで、繁殖を防ぐことができます。
お天気がいい日は窓を開けて換気をする
お天気が悪いときは窓を開ける機会が減りますが、晴れた日にはしっかりと窓を開けて部屋の空気を入れ替えましょう。
室内の通気が悪くなるとホコリがたまりやすくなり、カビが繁殖しやすくなります。
エアコン・除湿器を上手に使う
湿度が多いと感じるときは、エアコンの除湿機能や除湿器を利用することもおすすめです。
天候が悪くて部屋の中に洗濯物を干すと、湿度が高くなり不快に感じるかもしれませんが、カビやダニは喜びます。エアコンの除湿機能や除湿器を上手に使って湿気を取り除きましょう。
寝具は外干しか布団乾燥機や布団クリーナーを使う
布団が外干しできない時は、布団乾燥機や布団クリーナーを上手に利用してダニやカビを防ぎましょう。
押入れやクローゼットは除湿対策をする
押し入れやクローゼットを閉めたままにしていると、湿気がこもりダニやカビが繁殖しやすくなります。
中にものを詰め込みすぎると湿気がこもる原因になります。すのこを使うと通気性が良くなるのでオススメです(^-^)/
お天気がいい日にはしっかり扉を開けて換気をしましょう。
私はしっかり湿気を追い出したいので、扇風機を中に向けて使っています(笑)
衣替えの時期も気をつけて!
キレイに洗濯して片付けたはずの衣類を衣替えで出すと、鼻水とくしゃみが止まらなくなることがあります。
毎回同じ症状が出るので、毎回洗濯していましたが手間がかかります。
そこで、余計なものが付着しないように100円ショップで圧縮衣類袋と布団圧縮袋を買って片付けるようにしました。
クローゼットはそこまででもないですが、押し入れに片づける方でくしゃみや鼻水で困っている方、良かったら試してみてくださいね。
浴室を使った後はしっかり換気をする
浴室は1年を通してカビが発生しやすい場所です。湿気が多くなる梅雨の時期はさらにカビが発生しやすくなります。
浴室に窓がある場合は、お天気の良い日には窓や扉を開けてしっかり換気をしましょう。
使用後は換気扇を回し忘れないようにし、浴室全体にシャワーで冷水をかけて湿度を下げ、可能であれば水気を拭き取るようにすると、カビが繁殖しづらくなります。
まとめ
この記事を書こうと思ったのは、雨の降る前で薬を飲んでもズルズルと鼻水が止まらない状態でかかりつけの病院に飛び込んだ時に言われた「そろそろダニが繁殖、孵化し始めるから気を付けてね」がきっかけでした。
除湿機って高い!とずっと思っていましたが、最近はお手頃価格のものもあるんですね。
我が家で使っているのは、コンパクトタイプの除湿機と、衣類の室内干しに効果を発揮してくれる衣類乾燥運転機能(本体の上に送風口があります)が付いているタイプの2台です。
川沿いで古いアパートなのに加え、リビングと寝室は日当たりもあまり良くないので湿気がこもりやすく、除湿機は1年を通して使っています。
少しでも快適に過ごせるように、いい室内環境をつくって不快な梅雨を元気に乗り越えていきましょう!(^^)/
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