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牡蠣の魅力を追求!~海のミルクを味わおう!2024年牡蠣イベント情報あり

 

こんにちは!やまとーヤクルトの梅本です。

みなさん、冬・広島と聞いて何を思い浮かべますか?寒さ?雪?それともお好み焼きでしょうか?

私が思い浮かべるのは、美味しくて栄養満点の「牡蠣」です!

そう、冬の広島といえば、食卓を彩る「海のミルク」こと、牡蠣の旬の季節なんです。

牡蠣ってそのまま焼いても、フライにしても、パスタにしても美味しい万能食材ですよね。

牡蠣には私たちがまだ知らない面白い特性や情報がたくさんあります。

2024年1月から2月には様々な牡蠣イベントが予定されています。
地元の牡蠣について知って参加すると、牡蠣のことがもっと好きになるかもしれません(笑)

それでは一緒に、牡蠣の世界を深掘りしていきましょう!

牡蠣の歴史

牡蠣の歴史は非常に長く、その起源は約1億年以上前、白亜紀にさかのぼります。

牡蠣はその姿をほとんど変えずに生息し続けており、その主な役割は海の浄化(フィルター)です。

食用としての牡蠣の歴史も古く、世界各地で食べられてきたそうです。
一般的に肉や魚介の生食を嫌う欧米食文化圏でも牡蠣は例外で、古代ローマ時代から生で食べられていたんですって!

日本でも縄文時代や弥生時代の貝塚から牡蠣の殻が見つかっており、古くから食されていたようです。

 

広島県の牡蠣の特徴

広島県の牡蠣は、以下のような特徴があります。

  • 大きくてプリッとした身:広島県の牡蠣は、殻は小さいけれど身は大きくプリッとしていて、濃厚な味わいが特徴です。
  • 生産量が全国1位:広島県の牡蠣の生産量は全国1位で、全国の生産量の半分以上を広島県産が占めています。
  • 養殖の歴史:広島県の牡蠣の養殖の歴史は400年以上も前の室町時代から続いています。
  • 旬の時期:広島県の牡蠣の旬は1〜2月です。
  • 新品種「かき小町」:近年では、肉厚で1年中おいしさの変わらない品種「かき小町」が開発され、夏でもプリッとした甘味が濃厚なかきを楽しめるようになりました。
  • 良好な生育環境:広島湾は波が静かで潮の流れも適度にあり、牡蠣の育成に良い条件が揃っています。また、中国山地から流れる豊富な栄養分が運び込まれ、牡蠣の餌となるプランクトンが良く育つのも大きなポイントです。

これらの特徴が、広島県の牡蠣の美味しさを支えています。
広島県の牡蠣は、その美味しさだけでなく確かな安全性にも定評があり、県が独自に条例を定め、食品衛生上の安全対策に特に力を入れています。これらの特徴を活かして、広島県の牡蠣は日本全国、さらには世界中で愛されています。

上記は「広島県」の牡蠣の特徴ですが、子どもの頃から慣れ親しんでいる廿日市市大野、宮島、地御前の牡蠣についても調べてみました。

「廿日市市大野の牡蠣」

  • 大野瀬戸で育った牡蠣は、宮島の山から流れる天然水により育った植物性プランクトンをたっぷりと食べて育ちます。
  • 大野の海は潮の流れが速い「海道」で、身が大きく締まっているのが特徴です。

「宮島の牡蠣」

  • 宮島の名物の牡蠣は、ぷりっとひきしまった乳白色の身と、ひだの部分が漆黒であることが特徴です。
  • 宮島周辺の海域は、上は広島市の太田川、下は隣接する山口県の小瀬川、今津川に挟まれ、そして豊富な原始林の残る宮島からは直接山水が流れ込む、牡蠣にとって絶好の海域です。
  • 広島産特に宮島周辺の牡蠣は、濃厚かつ繊細な牡蠣特有の味がより豊かに感じられます。

「廿日市市地御前の牡蠣」

  • 地御前牡蠣は広島牡蠣の中でもひときわ粒が大きく、味の良い、高品質のかきとして全国に有名です。シーズンは10月から3月までで、特に2月が旬です。
  • 豊かな環境:地御前沖は広島湾の西側に位置し、広島市の太田川、山口県の小瀬川、さらに原生林の残る宮島から清流が注ぎ、ふくよかな汐が集まり、ひときわ粒が大きく、味の良い高品質な「地御前牡蠣」を育んでいます。

ひとくちに牡蠣と言っても、それぞれの地域で特徴が違うんですね~。色々な牡蠣を食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

牡蠣の栄養価

「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は、非常に栄養価が高い食材として知られています。
牡蠣の主な栄養成分とその効果についてご紹介します。

  • ビタミンB12: 牡蠣にはビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経機能の維持に必要な栄養素で、貧血予防や脂肪をエネルギーに変える効果もあります。
  • 亜鉛: 亜鉛は免疫力の向上に役立ち、また男性ホルモンであるテストステロンの分泌に関わる作用があります。牡蠣は亜鉛が非常に豊富で、食べ物の中でもトップクラスの含有量です。
  • セレン: セレンは抗酸化作用が非常に高く、動脈硬化の予防効果などを発揮します。牡蠣にはセレンがたっぷり含まれています。
  • 鉄分: 牡蠣には鉄分も含まれており、貧血の予防に役立ちます。
  • タウリン: タウリンは主に魚介類に含まれる物質で、牡蠣にも豊富に含まれます。タウリンは肝臓の働きをサポートし解毒作用を強化する働きがあります。

牡蠣は亜鉛やプリン体が豊富なので、食べ過ぎに注意してくださいね。1日あたりの適量は大きさにもよりますが、女性で4~12個、男性で4~15個程度が目安とされています。

2024年 1月~2月の牡蠣イベント

● 第34回大野かきフェスティバル
日時:2024年2月4日(日) 9:30〜14:30
開催場所:メイン会場・ボートレース宮島 (※ペットの入場お断り)
〒739-0411 広島県廿日市市宮島口1丁目15−60

サブ会場・まちの駅ADOA大野
〒739-0434 広島県廿日市市大野1丁目1−27


●おおたけカキ水産まつり
2024年1月28日(日)10:00~売り切れ次第終了
開催場所:ゆめタウン大竹ノースストリート(ゆめタウン大竹北側)
〒739-0622 広島県大竹市晴海1丁目6−1

※掲載情報は2024年1月9日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。