こんにちは、やまとーヤクルト岩国エリアの下川です。
いよいよ梅雨も明けて、夏本番になりました。連日朝から暑い日が続いていますね。
こう暑いとついつい冷たいアイスやジュースを取りがちになりませんか?
アイスやジュースには体を冷やしてくれる効果はなく、お腹だけが冷えて消化不良から下痢を起こしたり、体にこもった熱はそのままになってしまったりしてしまいます。
そこでおススメなのが夏野菜です。
夏野菜をおススメするわけ
夏野菜には、水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、体の中にこもった熱をクールダウンしてくれる効果があります。
また、彩りがいいので食欲を刺激してくれて、様々なビタミンが体の調子を整えてくれます。
代表的な菜の特徴や効果を紹介していきます。
トマト
真っ赤な見た目で夏野菜の代表格(だと私は思っています)のトマト。
生でそのまま食べてももちろんおいしいですし、スープや炒め物といった加熱調理にも使える万能野菜です。
トマトには食物繊維や美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑えるビタミンE、塩分の排出を助けるカリウムなどがバランスよく含まれています。
さらには抗酸化作用のあるリコピンが豊富に含まれています。
体が酸化すると、老化が進んだり、シミやしわ・肌荒れが起きたり、生活習慣病や動脈硬化を引き起こす原因となります。
トマトに含まれるリコピンの抗酸化の効果でアンチエイジングや、病気の予防につながると言われています。
きゅうり
水分がたっぷり全体の95%も含まれているきゅうり。
カロリーが低い(100gあたり14kcal)ので栄養価が低いのではと言われていますが、カリウムをたくさん含んでいるので、塩分を外に排泄する役割があり、高血圧に効果があると言われています。
また、利尿作用もあるので、体内の水分量を調節してむくみを取ってくれます。
さらにきゅうりの外側の緑の部分にはβカロテンが豊富に含まれていて、強力な抗酸化作用で免疫力強化やがん予防にも効果があるそうです。
なす
油をよく吸収して、火を通すととろとろの食感になるなす。鮮やかな紫色もほかの野菜になかなかないですよね。
この紫色はなす特有のポリフェノール・ナスニンが含まれているからです。
ナスニンには強力な抗酸化作用があるので、アンチエイジングや免疫力向上、がん予防の効果があると言われています。
また、ブルーベリーなどと同じアントシアニン色素なので、視力や眼精疲労の改善にも効果的です。
食物繊維も豊富なので、便秘解消はもちろんのこと、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、血中コレステロール値を低下させる働きがあるので、生活習慣病予防に役立ちます。
もちろんトマトやきゅうりに含まれているカリウムも、豊富に含まれています。
オクラ
切り口が星形で見た目にもかわいい、ねばねば野菜のオクラ。
オクラのこの独特な粘りは食物繊維のペクチンでできています。
ペクチンは腸の中で善玉菌のえさになり、腸内環境を整えてくれるので夏場の弱った胃腸を元気にして食欲を改善する効果が期待できます。
また、糖質の吸収を緩やかにもしてくれるので、食後の血糖値が急激に上がるのを抑える効果もあります。
オクラにはβカロテンも含まれているので、紫外線によるダメージから皮膚や目を守ってくれます。
βカロテンは油と一緒に取ることで吸収率がアップするので、素揚げしたり炒めたりして食べるのがおススメです。
ほかにも、疲労改善効果のあるビタミンB1や、カリウムが豊富です。
まとめ
いかがでしたか?
意外と栄養素が豊富で今の時期にぴったりですよね。
特にトマトやきゅうりは生でそのまま食べることができるので、手軽に取ることができます。
アイスやジュースを取る分を1回分だけでも夏野菜に変えて体の中から暑さ対策してみませんか?