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梅雨のちょっとした雑学で楽しむ豆知識

こんにちは、やまとーヤクルト岩国エリアの下川です。

今年は平年より約2週間早く梅雨入りしましたね。
これからしばらく憂鬱になりがちな雨のシーズンが到来です。

今日は、そんな時期に少しでも楽しくなれるようなこの時期のちょっとした雑学を紹介します。

てるてる坊主の雑学

明日晴れてほしい、そんな願いを込めながら軒下にてるてる坊主をつるした経験のある方も多いはずです。

そんなてるてる坊主は実は中国に起源があったって知っていましたか?

中国の「掃晴娘(さおちんにゃん)」という風習が日本に伝来して、日本流にアレンジされて広まったと言われています。

起源と言われている掃晴娘とは、長雨を止めるために祈り、雨の神の妃となることで雨をやませたという伝説上の女性がモデルになっています。

ほうきを持った女の子を模した紙人形で、雨雲をほうきではらってくれると信じられており、雨が続いた時には掃晴娘の紙人形を作り、家につるすことが風習になっています。

女の子の人形から坊主になって日本に広まったのには、日照りを願う僧侶や修験者が男性だったからという説や、人形の形が頭を丸めた坊主のようだからという説など、諸説あるようです。

あじさいの雑学

梅雨の時期を明るくしてくれるお花があじさいです。

様々な色の花が雨でうつうつとした気分を晴らしてくれますね。

あじさいの花の色は土壌のPHによって変わることは有名ですが、改めてお話しますね。

品種改良されたものは色が変わらないものもありますが、あじさいは土壌が酸性だと青に、アルカリ性だと赤に、中間だと紫に花の色が変わります。

日本は弱酸性の土壌が多いので、青や紫が主流です。

一方、欧州ではアルカリ性の土壌が多いため、赤系の花が主流になっています。

そして、あじさいはこの時期の厄除けにもなるんです。

6月の6のつく日(6日、16日、26日)にあじさいを逆さにつるすと厄除けになると言われています。

つるす場所によっても効果が違うようです。

  • 玄関:厄をよけてお金が貯まる
  • 部屋:お金に困らなくなる
  • トイレ:病気(婦人系)にかからなくなる

と様々です。

かたつむりの雑学

この時期、どこからともなく現れるかたつむり。殻を背負って動く姿がかわいらしいですよね。

そんなかたつむりはなんと、オスとメスが同体で性別がないんです。

なので、2匹集まれば繁殖出来るのはもちろん、1匹でも繁殖が出来るとか…そしてあの貝殻の部分はカルシウムで出来ているため、石灰岩を食べて暮らしています。

しかし、都会などでは石灰岩なんてなかなかないので、コンクリートを食べてカルシウムを補給しているそうです。

硬いコンクリートを食べるため、かたつむりにはおろし金みたいな小さい歯があの小さい体に1万2000本も生えているんです。なんとも想像がつかないですよね。

ちなみにナメクジとの違いは殻があるかないか。

かたつむりが殻を捨ててナメクジに進化していったそうです。私はナメクジが殻を得てかたつむりになったとばかり思っていました。

まとめ

いかがでしたか?
雨が続くと暗くなりがちな梅雨時。

そんな梅雨時をちょっとした豆知識で違った角度から楽しんでみませんか?