みなさんこんにちは。
やまとーヤクルトの藤堂です。
私が住んでいる山口県では、例年より1週間以上早い5月中に梅雨入りが発表され、雨降りの日が目立つようになってきました。全国的にはすでに大雨災害が発生するなど今年も注意が必要ですね。
この時期になると、スーパーやコンビニで「うなぎ」の予約チラシを見かけます。『土用の丑』の日にはうなぎを食べるのが一般的ですが、その由来や理由について詳しくは知りませんでした。また、土用の丑の日は毎年日にちが異なります。以前掲載した記事に情報を追加しつつ、そもそもなぜ「うなぎ」を食べるのか?についてご紹介します!
土用の丑の日とは何か?
土用とは
「土用の丑の日」の「土用」とは、暦の「立春・立夏・立秋・立冬」の直前18日間を表す言葉です。「立春・立夏・立秋・立冬」は、1年を24等分してそれぞれの「節気」に分けた「二十四節季」という暦のこと。この中で「立秋」は現在使用されている太陽暦の8月7~8日にあたり、暦の上で秋が始まる日のことを言いますので、夏の土用はこの立秋の直前になります。
参考:小学館|パパママの教養 2020年の「土用の丑の日」はいつ?意味や由来、鰻を食べる理由は?鰻以外の食べ物・風習・行事をチェック!より
2023年の『土用の丑』の日は、7月30日(日)です。
「土用」の期間は約18日間、「丑の日」は12日周期のため、土用の期間中に丑の日が2回ある年があります。来年2024年は、7月24日の1回目の丑の日に加え、8月5日は2回めの丑の日になります。
土用の丑の日にうなぎを食べる理由
日本の古い風習では、季節に応じて特定の食べ物を摂取する以下の習慣があります。
・春の土用には、「戌の日」に「い」のつく食べ物や白い食材を食べる
・夏の土用には、「丑の日」に「う」のつく食べ物を食べる
・秋の土用には、「辰の日」に「た」のつく食べ物または青魚を食べる
・冬の土用には、「未の日」に「ひ」のつく食べ物または赤い食べ物を食べる
中でも1年の内で一番暑い夏の土用には、栄養のあるものを食べて元気に乗り切るための代表として「うなぎ」が食べられていたそうです。
うなぎを食べるという土用の丑の日の習慣は江戸時代から始まったようで、一説では、江戸時代に学者の平賀源内が仕掛けた販売促進がきっかけとも言われています。
うなぎの栄養価
みなさんうなぎのイメージってどんな感じを持っているでしょうか?
農林水産省のホームぺージにうなぎについての詳細なQ&Aがあります。
ウナギには、ビタミンA、B1、B2、E、Dのほか、カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)、コラーゲンなど、夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンAは、100グラム食べれば成人の一日に必要な摂取量に達します。
うなぎの旬:夏と冬どちらが本当?
私は、毎年7月の終わりごろにうなぎを食べるので、その頃がうなぎの旬の季節だと思っていましたが、一般的に、天然うなぎの旬は10~12月だそうです。現在は、養殖の技術が高くなったこともあり、土用の丑の日で知られる7月が人工的に作られた旬のようです。
私自身、食べ比べた経験はありませんが、冬のうなぎは脂肪を蓄えるので身がやわらかく、夏のうなぎはそれに比べてあっさりしているそうです。
まとめ
毎年この時期になると、スーパーなどの店頭で大きく売場を展開している「うなぎ」ですが、調べてみるとこの時季だからこそ食べる理由があると分かりました。
最近では旬の季節を特に気にせずに食べ物を楽しむことが多くなっていますが、1年の内で最もうなぎが注目されるこの時季に、ぜひみなさんもうなぎを食べてこれからの季節を乗り切りましょう!
最後に
私は普段仕事でスーパーに営業で訪問する機会が多いのですが、すでに売場では『うなぎの蒲焼き』を中心に広いスペースで販売しています。店によっては土用の丑の日のうなぎは宅配用もあり、パンフレットを見るだけでも美味しそうです。
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