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風速・降水量ってなんだろう!?よく聞くお天気用語を知ろう!

みなさんこんにちは。
やまとーヤクルトの小沼です。

先日の台風は大丈夫だったでしょうか?
当初の予想よりもだいぶ大陸側に進路がそれて幾分良かったものの、通勤や通学、その他で大変な思いをされた方も多かったのではないでしょうか。

私たちもお届けをどうするかなどで、前日からてんやわんやでした。

そんな影響の大きかった台風ですが、天気予報を見ていてよく聞かれるのが「風速〇〇m」「降水量」といった単語です。

何となく数字が大きくなると「風が強いんだなぁ」とか「すごい雨が降るんだなぁ」と思っていましたが、数字の大きさでどういった影響があるのかは、恥ずかしながら知りませんでした。

そこで今回は、今回の台風を教訓に調べた「風速」「降水量」について解説したいと思います!

風速 とは

風速(ふうそく)とは、風として空気が移動する速さのことである。

引用元:Wikipedia

上記の様に言葉としての「風速」の意味は、風の移動する速さを指しますが、これが天気予報等では「10分間の平均風速」をもって、毎秒〇.〇mや〇.〇 m/sと表したりします。

あくまで平均なので、仮に風速10mとなっていてもずっと風速10mではあるわけではなく、10m以下の時もあれば、10m以上の時もあります。

ちなみに平均風速の最大値の事を「最大風速」と言うそうです。

風速 どのぐらいから危険?

本題となる風速によっておきる危険度がこちらです!

風速 影響
10~15m (歩行者)風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。

(車)高速運転中に横風に流される感覚がある。

15~20m (歩行者)風に向かって歩けなくなり転倒する人も出る。

(車)高速運転中に横風に流される感覚が大きくなる。

20m以上 (歩行者)何かにつかまっていないと立ってられない。飛来物で怪我をする恐れがある。

(車)通常の速度で運転するのが困難になる。

参考資料:気象庁「リーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」」http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/amekaze/amekaze_ura.png

大体10mを境に、移動に支障を感じるほどの危険度になるようです。

ただし10m以下でも、風の抵抗を受けやすい服装をしていたり、骨組みが弱い傘をさしていると
歩行に影響がでたり、足腰が弱い方だと転倒するおそれがあるようなので油断は禁物です!

ちなみに40m以上になると移動はおろか、家屋でも倒壊の恐れや鉄骨の変形なども生じるほどの力があるそうです。恐ろしいですね…

降水量 とは

続いて「降水量」を見てみましょう。

降水量は、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さで、mm(ミリメートル)で表しています。

引用元:気象庁HP

ちなみに「1時間あたりの降水量は10mm」となった場合は、1時間降った雨がそのまま溜まれば水深1cmになるといった具合です。

よく台風などで100mmの降水量と聞いたことがあるかと思いますが、cm換算すれば水深10cmとなり、くるぶしの上ぐらいまで水につかる様なイメージです。

降水量 どのぐらいから危険?

降水量の危険度は以下の通りです。

降水量 影響
10~20mm (歩行者)地面からの跳ね返りで足元がぬれる。

(屋外)地面一面に水たまりができる。

20~30mm (歩行者)傘をしてもぬれる。

(屋外)地面一面に水たまりができる。

(車)ワイパーを早くしても見づらい。

30~50mm (歩行者)傘をしてもぬれる。

(屋外)道路が川のようになる。

(車)高速運転中にブレーキの利きが悪くなる。

50mm以上 (歩行者)傘が全く役に立たなくなる。

(屋外)水しぶきであたりが白っぽくなり、視界が悪くなる。

(車)車の運転は危険。

参考資料:気象庁「リーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」」http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/amekaze/amekaze_ura.png

50mm以上になってくると、圧迫感や恐怖感を感じる様になると言われていますが、30~50mmでもいわゆる「バケツをひっくりかえしたような雨」になります。

それだけでも十分恐怖感はあると思いますし、そもそも歩行や運転自体もかなり危険です。

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まとめ

台風の時は、一にも二にも 安全確保が大事 になります。

そのためには、天気予報をつぶさにチェックして最新の情報を仕入れることが必要です。
情報取集の際に、今回の知識を役立ててもらえたらと思います。

これから秋にかけて本格的な台風シーズンです。
どうぞみなさん、お気をつけくださいね。