みなさんこんにちは。やまとーヤクルトの藤堂です。
毎日「暑いですね~」が挨拶になってきて、夏本番もすぐそこですね。
今年も熱中症に気をつけながら、感染者が増えつつある新型コロナウィルスにも注意して過ごさないと。。。と思う2022年夏ですが、スーパーの食料品売場では6月半ば頃から、ひときわ『うなぎ』が目立つようになってきました。
そこで今回は、2022年の土用の丑の日はいつなのか?なぜこの時季にうなぎが注目されるのかについてご紹介します。
2022年土用の丑の日
私は毎年、土用の丑の日にはうなぎを食べるのですが、スーパーやコンビニのうなぎの予約チラシを見て何日なのかを知るので、毎年家族に伝えています。
今年2022年の土用の丑の日は、
7月23日(土)で、文字通り『どよう』です!
正直わが家は、日頃うなぎを食べることはないのですが、この時季のプチイベントになっています。今年もすでにうなぎの蒲焼きを予約しました。
土用の丑の日とは?
土用とは
「土用の丑の日」の「土用」とは、暦の「立春・立夏・立秋・立冬」の直前18日間を表す言葉です。「立春・立夏・立秋・立冬」は、1年を24等分してそれぞれの「節気」に分けた「二十四節季」という暦のこと。この中で「立秋」は現在使用されている太陽暦の8月7~8日にあたり、暦の上で秋が始まる日のことを言いますので、夏の土用はこの立秋の直前になります。
参考:小学館|パパママの教養 2022年の「土用の丑の日」はいつ?意味や由来、鰻を食べる理由は?鰻以外の食べ物・風習・行事をチェック!より
「土用」の期間は約18日間、「丑の日」は12日周期のため、土用の期間中に丑の日が2回ある年があります。今年2022年は、7月23日の1回目の丑の日に加え、2回目の二の丑は8月4日にあたります。
なぜ、土用の丑の日に「うなぎ」を食べるの?
日本では古くから
・春の土用には、「戌の日」に「い」のつく食べ物や白い食材を食べる
・夏の土用には、「丑の日」に「う」のつく食べ物を食べる
・秋の土用には、「辰の日」に「た」のつく食べ物または青魚を食べる
・冬の土用には、「未の日」に「ひ」のつく食べ物または赤い食べ物を食べる
という風習があり、中でも1年の内で一番暑い夏の土用には、栄養のあるものを食べて元気に乗り切るための代表として「うなぎ」が食べられていたそうです。
うなぎは栄養価が高いとは耳にする機会も多いかと思いますが、ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEが豊富で、亜鉛やカルシウム、DHA、EPAも豊富に含まれています。また、うなぎの体の表面のぬるぬるした部分にはムチンという胃腸の粘膜を保護する成分が含まれていて美味しい健康食品です。
土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのは江戸時代からだそうで、一説では、江戸時代に学者の平賀源内が仕掛けた販売促進がきっかけとも言われています。
そういう意味では、スーパーなどの店頭で、うなぎを大きく展開しているのも販売促進ですよね。
うなぎの旬は夏?冬?
私は、毎年7月の終わりごろにうなぎを食べるので、うなぎの旬は夏だと思っていましたが、一般的に、天然うなぎの旬は10~12月だそうです。現在は、養殖の技術が高くなったこともあり、土用の丑の日で知られる7月が人工的に作られた旬のようです。
個人的に食べ比べたことはありませんが、冬のうなぎは脂肪を蓄えるので身がやわらかく、夏のうなぎはそれに比べてあっさりしているそうです。
まとめ
毎年この時期になると、スーパーなどの店頭で大きく売場を展開している「うなぎ」ですが、調べてみるとこの時季だからこそ食べる理由があると分かりました。
最近では、旬の季節を考えることなく食べることのできるものが多いですが、1年の内で最もうなぎが注目されるこの時季に、ぜひみなさんもうなぎを食べてこれからの季節を乗り切りましょう!
最後に
私は普段仕事でスーパーに営業で訪問する機会が多いですが、売場では『うなぎの蒲焼き』を中心に広いスペースで販売しています。店によっては土用の丑の日のうなぎは宅配用もあり、パンフレットを見るだけでも美味しそうです。
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