こんにちは! やまとーヤクルトの東元です。
コロナ禍でおうち時間が増えて、お休みの日もおうちでご飯やおやつを楽しむようになりました。
そして、せっかく作ったお料理やスイーツを写真に撮ろうとするのですが、“何かが足りない”“お店でお料理やスイーツを撮る時と何かが違う”と悩むことありませんか?
原因の一つにグリーン(彩り)が足りないことがあります。
食べる時は、お料理やスイーツの上に飾ってあるミントなどの葉っぱを「避ける」と思うのですが、実はこの葉っぱがいい働きをしていたのですね。
そこで、おうちで撮影する時に何かグリーンを探しますが、冷蔵庫を見てもレタスやキャベツ、ほうれん草など食べる葉っぱがあるだけで飾る葉っぱはありません。
撮影の度に飾る葉っぱを買いには行けないし、買っても冷蔵庫で2~3日すると色が悪くなってしまうし、最近ではハーブコーナーが無いお店も増えました。
ならば、もうおうちで育てるしかない!ということで、今回はおうちでハーブを育てる方法をお伝えします。
ハーブを使って映える写真の例
この3枚の写真は、以前ご紹介したお店 ダイニングカフェ「la Paletta(ラ・パレッタ)」のデザートプレートにミントが添えられたものです。
この写真のミントを指で隠してみると、鮮やかさが全然違ってみえます。
ハーブ栽培の基本
育てる前の準備
初めてハーブを育てる際には、丈夫で育てやすいものを選びます。
セージやタイム、ローズマリーなどは栽培しやすく、料理などに幅広く活用できます。
育てるハーブが決まったら、以下の道具を用意しましょう。
- プランター・鉢
底に穴をあけた容器でも大丈夫です。 - 土
肥料などが配合された市販の培養土が手軽です。 - ジョウロ・霧吹き
種から育てる時は、種をまいた直後は、ジョウロで水やりをすると、種が流れてしまうため、霧吹きを使います。 - ハサミ
収穫や剪定(枝切・刈り込み)、挿し木などに使用します。
苗から育てる
ハーブは、苗を買ってきて植えることが一番手軽な方法です。
その際に大切なのは、健康な苗を選ぶことです。
病害虫がいないか、株元がぐらつかずしっかり根をはっているか、葉の色が鮮やかで枯れていないかをチェックします。
苗はビニールポットに入った状態で売られていることが多いのですが、そのままにしておくと根づまりや肥料不足になるので、早めに鉢に植え替えましょう。
市販されている苗は3号(直径9㎝)のポットが多く、植え替えにはひと回り以上大きい5~6号(直径15~18㎝)の鉢を用意します。
生長に合わせ、1~2年を目安に少しずつ大きい鉢に植え替えると、丈夫に育ちます。
- 鉢の底に鉢底ネットを置く。
ネットは鉢底から土がこぼれないようにし、虫の侵入を防ぐことができる。 - 水はけをよくするため、軽石を鉢底が隠れる程度まで入れる。
苗を置いた時にちょうどよい高さになるくらいまで土を入れる。 - ポットの穴に指を入れて押し、苗を取り出す。
根を傷つけないよう、土と根を軽くほぐす。 - 苗を入れ、周りから土をすき間なく、苗の根元まで入れる。
苗を定着させるため、根元の周りを指で軽く押す。 - 鉢底から水が流れ出すまで、たっぷりと水をやる。
鉢に植えてから1~2日ほどは半日陰に置いて管理する。
管理のポイント
水やりの量と回数はどれくらい?
土の表面が乾いて白っぽくなってきたら、まんべんなく全体に与えます。
水が鉢底から流れ出すまで、たっぷり水をやりましょう。
回数は春と秋は1日に1回ほど、夏は乾燥しやすいため、午前と夕方の涼しい時間帯に2回。
日差しの強い日中は避けてください。
冬は、土が乾いてきたら水やりをします。
ハーブは水をやり過ぎると根が腐ってしまうこともあるので、水やりは控えめにしましょう。
鉢はどこに置けばいいの?
日当たり、風通しがよい場所に置いて育てるのが基本です。
なかでも、午前中に日が当たる場所がよいでしょう。
ただし、夏の日差しが強いときは、半日陰に移します。
風通しが悪いところでは、うまく育たないうえ、病害虫が発生しやすくなります。
ハーブの中には、雨に当たり過ぎると枯れてしまうものがあるため、梅雨や秋の長雨の時期は注意しましょう。
冬場の寒さにも注意が必要です。
ハーブによっては、寒さに弱いものもあるため、部屋の中の日が当たる場所に移しましょう。
肥料はどうすればいいの?
ハーブは、それほど多くの肥料を必要としない植物です。
品種ごとの特徴をつかみながら、少し控えめにしてください。
肥料は、鉢に植える際に土に混ぜる方法と、年に1~2度、成長期や収穫期の前に与える方法があります。
与えるものは、効き目が与えた時から現れ、ある程度の期間続く緩効性肥料がよいでしょう。
病気や害虫の対策は?
ハーブの特徴のひとつは、病気や害虫の心配が少ないことです。
日当たりと風通しのよいところに置き、枯れた枝や葉、花はすぐに取り除いて、枝や葉が伸びすぎた場合は適宜摘み取って風通しをよくします。
こまめに観察し、対策することが大切です。
葉や花が変色していないか、害虫に食べられた様子はないか、日常的にチェックしておけば、早めに気づくことができます。
早期に見つけた場合は、病気にかかったり害虫に食べられた部分を取り除くだけでよいでしょう。
ダニは乾燥すると葉の裏につくため、葉の裏側に霧吹きなどで水をかけて予防します。
アブラムシを見つけたら、ハケなどで取ります。
葉に虫食いを見つけたら、害虫を取るようにしましょう。
ハーブの増やし方
挿し木・挿し芽
最も簡単な方法です。
根元の近くに生えている丈夫な枝や茎を選んで切りましょう。
セージ、タイム、バジル、ラベンダー、ローズマリーなどのシソ科のものやローレルなどが適しています。
- 若い枝を5~10cmほど切り、枝の下から半分ほどのところに生えた葉を切り落とす。
グラスなどに葉がつからないくらいの量の水を入れ、切った枝を入れて半日ほどおき、しっかり吸水させる。
- ビニールポットに土を入れて割り箸などで穴をあけ、枝を挿す。
底から水が流れ出すくらいまで、水やりする。
直射日光や風が当たらないようにして毎日水やりし、1週間ほど経ったら水やりは控える。
ポットの底から根が出てきたら、鉢に植え替える。
株分け
根が張って大きくなったハーブは、掘って鉢から取り出し、複数の株に分けて植えます。
オレガノ、マジョラム、レモングラスなどに適しています。
ミントは株分けでも殖やすことができます。
- 鉢から株を取り出し、やさしく土を落として根をほぐす。
株の根をいくつかに分ける。 - 分けた株それぞれに鉢を用意して土を入れ、個別に植える。
土を上から入れ、指で軽く土を押さえる。
鉢底から水が流れ出すまでたっぷり水やりする。
半日陰に数日置く。
私のおすすめのハーブ
お料理やスイーツの撮影には、スペアミントはもってこいです。
また、せっかくおうちでのハーブ栽培なので、可愛いお花が咲くローマンカモミールも癒されます。
スペアミント
ミントには、ペパーミント、スペアミント、アップルミント、オーデコロンミントなど、さまざまな種類がありますが、共通しているのはスッとしたさわやかな香りです。
生命力と繁殖力が強く、育てやすいハーブのひとつです。
お菓子作りの香りづけや飾り、ドリンクのほか、肉・魚料理のくさみ消しに使われます。
食用以外でも歯磨き粉、虫よけスプレー、洗剤などに幅広く使用します。
ローマンカモミール
マーガレットを小さくしたような花が印象的なカモミール。
開花期は甘い香りを漂わせます。
さまざまな種類がありますが、ハーブとして利用されるのは、ジャーマンカモミール(一年草)と、ローマンカモミール(多年草)が代表品種です。
ヨーロッパでは古くから薬用に使われてきたハーブで、ピーターラビットの童話に登場することで有名です。
花を利用したティーは、そのフルーティーな香りで人気が高く、ハーブティーの定番にもなっています。
緊張をやわらげ、心身をリラックスさせてくれる効果で知られ、就寝前におすすめの一杯です。
まとめ
いかがでしたか?
“おうちでハーブ”を育てているだけで、ちょっとおしゃれな自分になれた気がします(笑)。
ハーブを添えるだけで、お料理やスイーツがワンランクアップしたように見えるので、是非、自家製ハーブをお試しくださいね。
今回はご紹介できなかった、ユーカリもこの写真以外に3株購入しました。
ユーカリの葉は丸くて可愛らしいので、インテリアにもおススメです。
また、次回ご紹介したいと思います。
さて、上の写真に写り込んでいる、ハーブ以外のものに気づかれた方はいらっしゃいますか?
そうです。
私もヤクルト愛飲者でヤクルト届けてネットを利用しています。
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