こんにちは! 管理栄養士の東元です。
新年度が始まって約1か月が経ちましたが、新しい環境に慣れてきた半面、疲れが出てきている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
春は一年の中でも体の不調が起こりやすい季節といわれています。
気候の変化や生活環境の変化によるストレスで自律神経のバランスが乱れやすく、自律神経にコントロールされている胃腸にも下痢や便秘など様々な不調が現れます。
そこで、今回は健康の要といえるお腹のケアである「腸活」についてご紹介します。
さらに、管理栄養士の私がおすすめする腸活・便性改善にいい「皮ごとキウイスムージー」のレシピもお伝えします!
「腸活」について
腸は「第2の脳」と言われ、腸が健康だと、便通、肌、免疫力向上、メンタルヘルス、ダイエットなど様々な機能が改善されると言われています。
腸活で手に入れるものとは?
腸活とは、腸内環境を整えて健康な体を手に入れることです。
そのためには、腸内を善玉菌優位の状態に保つことがポイントです。
手軽に腸活をする方法
- 適度な運動
運動不足は、心身のバランスが崩れやすくなります。
また、身体を動かして身体の外側からも腸に刺激を与え、腸を活発に動かすことが大切です。 - 質の良い睡眠
睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など身体の疲労と精神機能の低下を引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼします。
腸と自律神経は密接に関わっているので、普段から規則正しい生活を心がけて睡眠時間をしっかりとり、自律神経を整える習慣をつけましょう。 - リラックスする習慣
現代人は忙しくストレス社会の中で暮らしているので、交感神経が優位になりがちです。
しかし、副交感神経が優位になることで腸の働きが活発になります。
無意識にストレスを感じていることもあるので、生活の中に積極的に好きなことでの気分転換を取り入れたり、リラックスする時間を持ちましょう。 - 腸内環境に大切な食事
腸内を善玉菌優位の状態にするために、毎日の食事で、善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)を含む食品と一緒に、善玉菌のエサとなる食物繊維を含む食品やオリゴ糖を含む食品も摂りましょう。
腸活に効果的な食品
- 善玉菌を含む食品
ヨーグルト、甘酒、乳酸菌飲料、ぬか漬け、味噌、キムチ、納豆など - 食物繊維を含む食品
バナナ、りんご、イチゴ、キウイ、わかめ、山芋、オクラ、なめこ、納豆、さつまいも、ごぼう、こんにゃく、大麦、キャベツなど - オリゴ糖を含む食品
バナナ、はちみつ、たまねぎ、大豆(大豆製品)、きなこ、にんにく、キャベツなど
「皮ごとキウイスムージー」の作り方
材料(1人分)
- サンゴールドキウイ 1個(皮ごと)
- ソフールプレーン(ヨーグルト) 1個(100ml)
- 牛乳 100ml
- レモン汁 小さじ1と1/2
- オリーブ油 小さじ1
- はちみつ 小さじ1
作り方
- サンゴールドキウイをしっかり洗い皮ごと、真ん中辺りから3枚ほど薄切りし(飾り用)、残りを適当な大きさに切る。
- ミキサーに、1の飾り用以外のカットしたキウイと残りの材料を全て入れて、撹拌する。
- 1の飾り用のキウイ3枚をグラスに張り付けて、2で出来たスムージーを注ぐ。
キウイの栄養
キウイには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には水溶性食物繊維(きのこ、海藻類など)と不溶性食物繊維(ゴボウ、キャベツ、サツマイモなど)がありますが、水溶性:不溶性=1:2のバランスで摂るとよいといわれています。
キウイは、これに近いバランスで2種類の食物繊維を含んでいます。
また、キウイは皮ごと食べることができます。
今回使用したサンゴールドキウイは、皮はつるつるで薄く、皮ごと食べれば、皮なしの約2倍の食物繊維を摂ることができます。
さらに、グリーンキウイに比べてビタミンC、ビタミンEが豊富です。
オリーブオイルも腸にいい!?
オリーブオイルには不飽和脂肪酸の一つであるオレイン酸が多く含まれています。
その働きの中で、よく知られているのは血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やし、血液をサラサラにする効果です。
また、短時間では小腸で吸収されにくいため大腸に届き、腸のぜん動運動を促し、便性を改善します。
ソフールプレーン
今回ヨーグルトに使用した「ソフールプレーン」は、生きたまま腸内に到達する「乳酸菌 シロタ株」の働きで、良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内の環境を改善し、おなかの調子を整えます。
ソフールには、「乳酸菌 シロタ株」が10億個以上、日本人に不足しがちなカルシウムも130mg(1個/100mlあたり)入っています。
さらに、おなかの調子を整える特定保健用食品でもあります。
特定保健用食品のマークがついた商品には、厳しい研究を通じて効果が証明された菌株が使われていますので、善玉菌を含む食品を選ぶ際の目安にしてみてくださいね。
まとめ
腸活のポイントとして腸内環境を善玉菌優位の状態に保つために、善玉菌を含む食品と一緒にエサの食物繊維やオリゴ糖を摂ることが大切だということで、今回は「皮ごとキウイスムージ」をご紹介しました。
実はヤクルト商品に、この条件を満たすものが他にもあるんです!
ヤクルト400W
腸内環境を改善してお通じを改善する機能が報告されている「乳酸菌 シロタ株400億個」と「ガラクトオリゴ糖5.0g」が1本(80ml)あたりにWで含まれている、乳製品乳酸菌飲料で機能性表示食品です。
ミルミル S
大腸ではたらく「ビフィズス菌 BY株」を1本(100ml)に120億個以上含んだ、飲むタイプのヨーグルトです。
「ガラクトオリゴ糖」を1.0g、「食物繊維」を3.1g含み、さらにコラーゲン、鉄、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸が入っています。
すっきりとしたヨーグルト味です。
自分に合ったものをみつけて、腸を元気に!健康な毎日をお過ごしください!!
お問い合わせ
山口県東部ヤクルト販売株式会社
山口県岩国市室の木町1丁目1-31
0120-3-89603 (月~土 8:30~17:00/年末年始・盆・日祝除く)
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