こんにちは! JAMHAメディカルハーブコーディネーターの東元です。
アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症(アレルギー性鼻炎)、食物アレルギーなど、なんらかのアレルギーを抱えている人は、日本人の2人に1人に上ると言われています。
今回は、不快な症状を少しでも減らし快適な毎日を送れるように、ハーブを使ったアトピー性皮膚炎のケアの方法をお伝えします。
前回の記事「ハーブで花粉症対策」はこちら
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アトピー性皮膚炎とは?
かゆみを伴う湿疹(炎症)が、よくなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚疾患で、小児期での発症、強いかゆみによるQOL(生活の質)の低下、他のアレルギー疾患を併発しやすいなどの特徴があります。
発症には遺伝、環境、栄養など複雑な要因が関係していることが知られており、特に、免疫バランスの異常が発症に関与していると考えられています。
さらに、最近では皮膚から体内への異物の侵入を防ぐ皮膚バリア機能の低下も重要であることがわかってきました。
バリア機能が低下することで、ダニなどの異物が皮膚内部に入り込みやすくなり、アレルギー反応が引き起こされてアトピー性皮膚炎になります。
そして、皮膚炎や皮膚をかきむしることによってさらに皮膚のバリア機能が低下し、この負のサイクルにより症状が慢性化します。
ジャーマンカモミール
心身をリラックスさせるとともに、かゆみの元になっている皮膚や粘膜の炎症を抑える作用にすぐれています。
ピーターラビットの童話にも登場し、世界で最も親しまれているハーブのひとつです。
ローズヒップ
天然のビタミンCをレモンの20~40倍も含んでいます。
外観がラグビーボールび似たところから「ビタミンCの爆弾」と呼ばれます。
感染症や炎症などビタミンCの消耗時に用いられます。
ジャーマンカモミールとローズヒップのティーの作り方
材料(1杯分)
- (ドライハーブ)ジャーマンカモミール 2g
- (ドライハーブ)ローズヒップ 2g
- 熱湯 200ml
※ローズヒップは細かくしたパウダー状のものが抽出しやすくおススメです。
作り方
- ティーポットに細かくしたハーブを入れる。
- 熱湯を注ぎ、蓋をして5分間抽出する。
- 茶こしを使ってカップに注ぐ。
アトピー性皮膚炎の改善と乳酸菌
アトピー性皮膚炎の改善には、アレルギー体質の改善(免疫バランスの正常化)と皮膚バリア機能の強化が大切です。
最近では免疫バランス調節機能を持つ乳酸菌によるアトピー性皮膚炎の改善効果の研究も行われています。
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ヤクルト中央研究所 サイエンスレポート「乳酸菌発酵果汁飲料の継続飲用によるアレルギー症状の軽減」
乳酸菌はっ酵果汁飲料 ヤクルトのおいしいはっ酵果実
温州みかん果汁を当社独自の乳酸菌「L.プランタルム YIT 0132」で発酵させた新感覚の乳酸菌はっ酵果汁飲料です。
果汁の栄養素と乳酸菌が持つチカラを一度に摂取できる、カラダにやさしい飲料です。
香料を使用せず、みかん果汁本来の味に乳酸菌の発酵による清涼感をプラスした、自然で甘酸っぱく、爽やかな風味です。
乳原料を使用していないため、これまで乳製品の利用を控えていた乳アレルギーの方もお飲みいただけます。
まとめ
アトピー性皮膚炎の治療では、ステロイド外用薬などで皮膚の炎症を抑え、皮膚を清潔にして保湿するスキンケアを行い、抗ヒスタミン薬を内服し、かゆみを抑えるのが基本的な治療です。
しかし、アトピー性皮膚炎とは上手く長く付き合うことも大切だと言われ、長い間、薬を飲むことが心配と思われる方も少なくないのではないでしょうか。
そんな時、ハーブや乳酸菌はっ酵果汁飲料なら、食品なので副作用もなく安心です。
是非、自分に合ったセルフケアの方法も探してみてくださいね。
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