こんにちは! 管理栄養士の東元です。
ホットケーキと言えば、いつも突然やってくる子供からのリクエスト。
「ねぇ、お母さん。なんかホットケーキ食べたくなっちゃった!」
そんな時に、いつもの引き出しを開けると、あるはずのホットケーキミックスがない!なんて経験ありませんか?
今日はそんな時に困らない、家によくあるもので作ることができるホットケーキをご紹介します。
ホットケーキの作り方
材料(直径9~10センチのホットケーキ5~6枚分)
- 卵 1個
- きび砂糖 大さじ2
- プレーンヨーグルト 50g
- 牛乳 100g
- 太白ごま油(or植物油) 大さじ1
- 薄力粉 120g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 塩 ひとつまみ
- バター、メープルシロップなど
お好みで
作り方
- ボウルに卵をほぐし、きび砂糖、太白ごま油、ヨーグルト、牛乳の順で加え、その都度、泡だて器でよく混ぜる。
- “◦”を合わせたものをふるい入れ、手早くゴムベラで切るように混ぜる。(捏ねるように混ぜると重たい焼き上がりになるので注意!)
- フライパンを中火で熱し、太白ごま油(分量外)を適量ひき、お玉一杯分の生地をすくい入れ、9~10センチほどにのばす。
- 3~4分中火で焼いて、表面全体にプツプツ穴が開いたら裏返し、蓋をして更に2~3分焼き色がつくまで焼いたら、出来上がり!
〇お好みで、バターやメープルシロップと一緒にお召し上がりください。
〇フルーツやバニラアイスクリームなどをトッピングするとカフェ風に仕上がります。
外はサクッ、中はふんわりと、とっても美味しいホットケーキの出来上がりです。
レシピのポイント
プレーンヨーグルト
ベーキングパウダーの主な原料の「重曹」は、酸性で炭酸ガスを発生させます。
この炭酸ガスのおかげで、ホットケーキがふっくらと膨らみます。
ヨーグルトを加えることで生地が酸性になり反応が起こり、生地に厚みも出てふんわり・もっちり感が出ます。
酸味を感じることはなく、コクと風味がアップして美味しくなります。
牛乳
たんぱく質が含まれるため、焼くと固まりホットケーキの柱のような役割を果たします。
発生した炭酸ガスを、このたんぱく質の柱が潰れないように支えてくれるので、ふんわりしたホットケーキに仕上がります。
また、牛乳の風味も加わり美味しく仕上がります。
太白ごま油(植物油)
ホットケーキの生地に油を加えると、小麦粉のグルテンの伸びが良くなります。
すると、細かい気泡を小麦粉の薄い生地でたくさん包み込めるようになるため、ホットケーキのキメが細かくなり、ふんわりと仕上がります。
まとめ
作り方も、とにかく混ぜるだけで、とても簡単なので、子供とのクッキングにぴったりです。
ドロドロだった生地が、フライパンの蓋を開けるとフワフワに焼き上がった時の、子供の笑顔は何とも言えない、幸せな顔そのものです。
是非、休日の朝食やおやつタイムに作ってみてください!
また、ベーキングパウダーは常備しておくと、ちょっとお菓子を作ろうかな?という時にとても便利です。
ベーキングパウダーは身体に良くないのでは?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では、「アルミフリー」のベーキングパウダーも販売されているので、是非そちらを使ってみてください。
【参考】
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ベーキングパウダーのおすすめ人気ランキング7選【アルミフリーも!】