こんにちは☆彡
やまとーヤクルト保健師の赤木です。
今年も「地域×健康×楽しい」
情報を皆さんにお届けしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします(^^)
前回の記事で「まちの保健室」についてご紹介しました。
2022年初ブログでは、私が挑戦したいことを記事にしたいと思います。
それは「コミュニティナース」です。
実はこのコミュニティナースをはじめたのは、元ヤクルトレディなんです。
そして、私がヤクルトに入社したきっかけでもあるのです!!
今回は「コミュニティナースとは」についてご紹介します(^^)/
ヤクルトレディ「変わらない今日を、届ける」
コミュニティナースについてご紹介する前にこちらの動画をご紹介させてください。
私はこの動画をみるとヤクルトレディは、商品のお届け以上にコミュニティナースのような地域の方々との関わりをもっていて胸が熱くなります。
コミュニティナースとは?
引用元:コミュニティナースとは
コミュニティナースとは
コミュニティナースは、職業や資格ではなく実践のあり方です。
地域看護の「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得たコンセプトです。
皆さんは体の不調を感じたら病院に行きますよね。
コミュニティナースは、病気になる前から、地域の人の暮らしの身近な存在として
「毎日の嬉しいや楽しい」
「心と体の健康と安心」
をまちの人と一緒につくっていく人たちのことをいいます。
明確な定義はありません。
その人ならではの強みを活かし、地域の中で人と関わり、心と身体の健康を支えるために行う活動をしています。
※「コミュニティナーシング」とは、「病気やけが、障がいなどを抱える人や家族の困りごとに対して社会的に支援するソーシャルワークや、援助が必要な人や介護にあたる家族などをサポートするコミュニティケアと近しく、それを看護実践すること」です。
コミュニティナースってこんな人
「ナース」とつくので看護師や医療の資格が必要なの?
と思われるかもしれません。
コミュニティナースの活動は医療の資格は必須ではありません。
具体的にはこんな人たちです。
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実際には、自治会のお世話役から、市町村の行政関係、郵便局の局員さん、ガス屋さん、もちろん医療職も!
地域とつながりを持つ様々な人たちがコミュニティナースとして強みを活かせる可能性があります。
コミュニティナースの活動には健康管理などの医療的サポートに加え、居場所・生きがいづくりを促し、他者から存在を認められ自己肯定感を高めることも大切な活動です。
元ヤクルトレディがコミュニティナースをはじめるまで
お子さん3人を育てる主婦だった矢田明子さんは、
大学在学中に島根県雲南市でコミュニティナースの活動を始め、2017年にコミュニティナースカンパニーを設立されました。
現在は、雲南市に拠点を持ち全国各地のコミュニティナースを育てる様々な取り組みをされています。
矢田さんはどんな思いでコミュニティナースの活動を始めたのか、なぜヤクルトレディに?!
父の死をきっかけに26歳で看護師を目指す
矢田さんの人生の転機は、お父さんが末期がんを宣告され、わずか数か月で帰らぬ人となったこと。
入院中、お父さんを安心させたのは、症状の変化から先を予測し、がんによる痛みや苦しさからくる不安を和らげた病院の看護師。
病気になる前から、看護師が地域の人たちと接する機会があれば、お父さんの病気にもっと早く気付くことができたかも。
矢田さんは、当時26歳、3児をもつ主婦から一変、大学受験をし看護師を志されました。
ヤクルトレディで学費をためる
大学に合格するために予備校に通うことを決意した矢田さん。
予備校の学費を貯めるためにはじめたのは…
「ヤクルトレディ」です。
3人の子どもを預けられる託児所がついているのが決め手だったそうです。
矢田さんはヤクルトレディの経験を著書で
「応援してもらえるような姿勢や環境、関係性という仕組みをつくっていくことも大切だ、という根幹的な経験をした」 |
とつづっています。
私は本を読んで、矢田さんは、ヤクルトレディでの経験を通して周囲に応援してもらうことのパワーとそのために努力するこを大きな原動力としてコミュニティナースとして走り続けてこられたのだと感じました。
もっと知りたい方へ
本「コミュニティーナース」
まちを元気にする「おせっかい」焼きの看護師、矢田さんの原点や地域活動のヒントが沢山つまっています。
本を読み終わったときには、周りの誰かのために「おせっかい」を焼きたくてワクワクしているかも!?
コミュニティナース研修
各地で研修を開催!!
私は2020年に「コミュニティナース実践講座@雲南」に参加しました。
自分と同じように地域の人たちと一緒にまちを元気にする活動をやりたい、でもどうやっていいかわからないという全国の熱い仲間とつながることができました。
オンライン講座もあります。
研修情報などはコミュニティナースカンパニー ホームページよりご覧ください。
コミュニティナースカンパニー
Community Nurse Company 株式会社
〒699-1311 島根県雲南市木次町里方422番地
代表取締役 矢田明子
ホームページ https://community-nurse.jp/
私たち山口県東部ヤクルトの取り組み
お客さまとの対話
お届けとともに、「ハッピーコール」というお客さまとの対話を大切にしています☆
季節の健康情報をお届けしたり、体調をうかがったり、家族での嬉しいできことをお話ししてもらったり、逆に聞いてもらったり。
「週に1回ヤクルトレディとの話をするのが楽しみ」と待ってくださっているお客さまもいらっしゃいます。
ヤクルトレディはコミュニティナースような地域の方の健康をサポートする大切な役割を担っているように思います。
下の記事では、当社のヤクルトレディとお客さまとの心温まる関わりが紹介されています。
健康教室
地域の皆さまの「健康で楽しい生活づくりに貢献したい」という思いで健康教室を実施しています。
まちの保健室
2021年11月に岩国市ふくろう公園で「まちの保健室」を実施しました。
下の記事でご紹介していますので是非ご覧ください
健康教室などに関するお問い合わせ
山口県東部ヤクルト販売株式会社
■住所:山口県岩国市室の木町1丁目1-31
■健康教室ホームページ https://www.yamaguchikentobu-yakult.co.jp/school/
■電話番号:0120-67-8960
■受付担当:赤木
その他、行政や、社協、教育機関などと協同して地域での健康づくりに取り組んでおります。
お気軽にお問い合わせください。
まとめ
みなさん、「コミュニティナース」について知っていただけたでしょうか。
私も、身近な人を元気にしたい思いで、地域での健康づくりを楽しんで取り組んでいきたいと思います(^^)/
コミュニティナースのような取り組みをやまとーヤクルトの管内でも少しずつ広げていけたら嬉しいです。
具体的な活動の事例などについては、次の機会に☆彡
最後までお読みいただきありがとうございました!