こんにちは!やまとーヤクルトの梅本です。
8月に入り、ひときわ厳しい日差しが照りつけていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
学生さんたちは夏休みを満喫されていると思いますが、親御さんが心配されるのは「宿題」ですね。
私も子ども達が学生の頃は「宿題は終わったの!?」と口うるさく言っていました…。
中でも、特に苦手なのが「読書感想文」です………。
私は本を読むことは苦にならないので、興味がわかない本は一切読まない兄の代わりに課題図書を読み、感想文も代筆していましたが、子どもたちの感想文はさすがに代筆できないので、色々なアドバイスをしてなんとか書かせていました。
同じようにお困りの親御さん、学生さんもいらっしゃると思うので、今回は「読書感想文が苦手な方でも、簡単に書けるコツと感想文の書き方」についてお話ししたいと思います。
第69回青少年読書感想文全国コンクール
今年の課題図書は公式サイトに掲載されています。
本を読むことが苦手な人は、どんな本を選べばいいのか迷ってしまうと思います。
公式サイトの「課題図書」のページに【学年別】課題図書 おすすめチャートがあるので、自分にピッタリな本を選ぶことができますよ。
読書感想文が苦手な人と得意な人の違い
感想文を書くことが苦手な人と、得意な人はどう違うのか調べてみました。
苦手な人
- そもそも書くことが苦手:文章を書くこと自体が苦手な人は、読書感想文も苦手のようです。表現力や文章構成に自信がなく、言いたいことをうまく伝えられないことが多いそうです。
- 読書に時間をかけない人:本を十分に読まずに感想文を書いてしまうため、内容が不十分で浅いものになってしまうようです。
- 要点を抑えられない:本の内容から要点を抜き出すことが難しく、細かい部分にばかり焦点を当ててしまいがちのようです。
- 自己表現が難しい:自分の感情や考えをうまく言葉にできないため、感想が曖昧で漠然としてしまうようです。
得意な人
- 表現力が豊か:言葉を上手に使い、感じたことや考えを的確に伝えることができる。
- 読書に時間をかける:本をじっくりと読み込み、内容を把握した上で感想文を書くので、詳細で深い内容が書けるようです。
- 要点を抑えてまとめることができる:本の主題や重要なポイントを見極め、それを中心に感想文を書くことができるそうです。
- 自己表現が得意:自分の感情や考えを言葉にしやすく、個性的な感想文を書くことができるようです。
ポイントを抑えれば、苦手でも読書感想文が書ける!?
書くことが苦手でも、ポイントをおさえれば読書感想文は書くことができます(^^)/
- 本をじっくり読む:本をゆっくりと読み込み、内容を理解することが大切です。本を読むことが苦手な人は、ささっと読んで感想文を書こうとしますが、そうすると内容がほとんど頭に残っていないので余計に時間がかかってしまいます。
- メモをとる:本の中で特に印象に残った場面やメッセージをメモやノートに書き出し、それらを感想文の中心に据えると良いですよ。
- 挿絵からイメージする:挿絵は文章だけでは伝えきれない情景やキャラクターの外見や感情、物語の舞台などが表現されています。文章からイメージすることが苦手な人は、挿絵の前後にあるストーリーをしっかり読んでみてください。
- 読書後に要点を整理する:
読み終わったら、メモを基にして要点を整理します。本の中で何が重要なメッセージであるか、どんな場面やエピソードが印象に残ったか思い出してみましょう。重要なキーワードやフレーズを抜き出し、それらが本のテーマやメッセージと関連しているかを考えます。
- 短くまとめる:書きたいことがたくさんあると感想文も長くなりがちです。書いた文章を読み返して重複している部分を削除したり、他の言い回しができないか、見直してみてください。
それでもやっぱり書けない場合は「あとがき」をはじめに読む
感想文を書く時に、私がよくやっていたことなのですが、「あとがき」を先に読むこともおすすめです。
あとがきには、著者が本を執筆した経緯や本のテーマ、書かれた背景、意図などが記されていることがあります。
あとがきと本文を元に、著者の意図や本のテーマと自分の感想を結びつけると、書くことが苦手な人でも読書感想文が書けると思います(^^)
読書感想文を書くために必要な日数は
- 読みやすい本 1~2日
- 一般的な長さの本 3~5日
- 長編作や難解な内容の本 1週間以上
このぐらい、かかるみたいですね(^^;
焦らず無理をせず自分のペースで。
早く書き上げることよりも、しっかりと内容を理解し、自分の考えを表現してみてくださいね。
まとめ
そもそも「読書感想文」の宿題って、なんのためにやるの?と、よく子どもに言われましたが、調べてみると
- 読解力の向上(本の内容を理解し、要点を把握することで読解力を養うことができる)
- 論理的思考と表現力の向上
- 個人的な成長(本を読み、自分の感じたことや考えを言葉にすることでより深い自己理解を得ることができるそうです)
- 読書の楽しみを広げる(本を読むきっかけ作りや他人の感想を知ることで新たな本と出会える可能性がある)
- 文章力の向上
などの目的があるようです。
読書感想文がなかなか捗らないかもしれませんが、書籍の装丁(表紙やカバーなどの「本の外側」のデザインなどのこと)や挿絵なども楽しみながら、頑張って書きあげてくださいね!