やまとーヤクルト、管理栄養士の中原です(^^)
前回、離乳食初期の10倍粥の作り方をブログにさせていただきました。
今回は、離乳食初期の進め方を経験をもとにお話しさせていただきたいと思います。
どなたかの参考になれば嬉しいです♪
離乳食初期の進め方
ごっくんと飲みこめるヨーグルト状のかたさ(なめらかにすりつぶした状態)を目安にしましょう!
母乳やミルク以外のものをごっくんと飲みこむ練習をする時期です。
舌の動きは、口に入れたものを前から奥へ少しずつ移動させ飲みこみます。
開始してから1週間ごとを目安に、野菜やたんぱく質を追加していくようになります。
1週目(おかゆ)
10倍粥を1匙ずつからスタートします。1~2日のペースで1匙ずつ増やしていきます。
目安として1週間で5~7匙くらいは食べられるようになります。
10倍がゆ(左)・麦茶(右)
私は、離乳食の時にいつも麦茶を用意していました。
夏に向けて水分補給のために「麦茶に慣れる」ためと、離乳食を食べる前に「口を潤す」という意味でいつも一緒に用意していました。
2週目(野菜を追加)
10倍がゆ(左)・ほうれん草(右)
お粥に慣れてきたら2週目からは野菜にチャレンジしていきます。
写真はほうれん草ですが、人参やかぼちゃなどはクセが少なく甘みもあり食べやすいと思います(^^)
ほうれん草は繊維の少ない葉から与えてみてくださいね。
2日ペースくらいで他の野菜を与えました。
10倍がゆ(下)・かぼちゃ(左上)・トマト(右上)
トマトは湯剥きで皮をとり、中の種を除いたものを与えてくださいね(^^)
娘は初めてトマトを食べたとき、酸っぱいと思ったのかびっくりしていました(笑)
初めての場合はアレルギーが出てはいけないので「1種類1匙ずつ様子をみながら」進めるようにしましょうね。
3週目(たんぱく質を追加)
たんぱく質にチャレンジします!
たんぱく質といえば、お肉・お魚・大豆・卵などありますが、初期のころは、アレルギーが出にくく食べやすい白身魚や塩抜きしたしらす、絹ごし豆腐やきな粉などが取り入れやすく一般的です。
10倍がゆとほうれん草(左)・豆腐(右)・かぼちゃ(上)
たんぱく質は豆腐からデビューしました。豆腐は湯通しをして、裏ごししています。
10倍がゆ(左)・鯛(右)・ほうれん草と人参(上)
少し水分が少なかったかな~(^^;)という感じになったのですが、このような感じで様子を見ながらアレルギーには注意して少しずつ進めていきました。
4週目以降(ごはん・野菜・たんぱく質が揃うように)
ごはん、野菜、たんぱく質が揃うように用意していました。
3週目くらいの量をキープしたり少しずつ増やしたりしながら、慣らしていきましたよ。
2回食の準備
私の場合、娘の離乳食が順調に進んでいったので、離乳食を開始して1か月半くらいのときから夕方も離乳食を与えるようになりました。
10倍粥に野菜と芋をまぜたもの
その時は、1回目の食事より少なめに準備し、様子を見ながら量を増やしていきました。
まとめ
いかがでしたか?
あくまでも、私が経験したものになるので「だいたいこんな感じね~」くらいでご参考にしてくださいね。
初めてだとネットで検索することが増えたり、いろんな参考書を参考にされたりすると思いますが、まずはお子さんをしっかりと観察してあげてくださいね。
教科書通りにならず焦ったり、不安になったりすることがあるかもしれませんが、お子さんが気分で食べてくれないこともあります。また、飲みこむのが得意でないお子さんもいたり、様々です。その時には一度離乳食をお休みしてみるのも良いと思います。お子さんのペースで焦らずに離乳食を進めてみてくださいね。ママの笑顔が1番のごちそうですよ♡
食事が楽しい時間になるのが1番の理想です(^^♪
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